それはきっと妄想

まとめるのも伝えるのも苦手な人の曖昧な記録とか

Official髭男dism one-man tour 18/19 @日本特殊陶業市民会館ビレッジホール 1/19

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2019年1月19日(土)、Official髭男dismのライブへ行った。

Official髭男dism one-man tour 18/19 」


場所は愛知県にある日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール。
JR、名鉄、地下鉄が通っている金山駅から地下通路で直結という、非常に親切かつ寒い時季には有難い立地にある。


開演前の物販で目当てのグッズを買ってプレゼントを受け取り、ガチャポンを回し、ファンクラブ会員限定のモバイルくじでパスステッカーをいただいて一息。
周辺の喫茶店やショッピングモールで開場時間まで適当に過ごし、いざ会場へ。
(先行物販から開場時間までの間、場所によっては時間を持て余してしまうけど、なかなかいいなと思った。)

チケットを切っていただき、束の間ロビーで待機してから入場。開演まで着席して待機。



開演時間になり幕が上がって、まず驚いた。

私の予習不足だった。SNSのチェックを怠っていたのが幸か不幸か、いやたぶん幸なんだけど、とにかく驚いた。

 (4人じゃない……!!?)

舞台上にいたのは、Official髭男dismの4人に、サポートメンバー5人を加えた9人だった。

サポートメンバーは、宮田’レフティ’リョウさん(キーボード、ベース、マニピュレーター)、ぬましょうさん(パーカス)、Tocchiさん(トロンボーン)、Atsukiさん(トランペット)、アンディさん(サックス、フルート)。
※記憶が曖昧なので、間違っていたらごめんなさい

18/19ツアーにおいて、会場がライブハウスの場合は4人編成、ホールの場合は9人編成ということを後から知った。お恥ずかしい。



本編はアルバム、エスカパレードの収録曲である「ESCAPADE」でスタート。
ブラスの生音が加わり、迫力満点。それだけでも思わず体が動いてしまうのに、輝くミラーボールが雰囲気を盛り上げ、1曲目にしてわくわくは最高潮。


同じバンドの曲だろうか?と思うほど、バラエティに富んだ楽曲で組まれたセットリストは圧巻のひと言。
曲と曲の間の静寂が訪れる度、次は何だろうと期待が高まる。

ピアノが印象的かつ歌詞に引き込まれる「115万キロのフィルム」、「相思相愛」、「Trailer」、「LADY」。
特に「Trailer」は街灯のかたちをしたライトやステージ奥の窓枠によって、より歌詞の風景が見えるように感じた。ゆったりと演奏される小笹さんのギターもまた魅力的。カッティング(?)が心地良い。
あと私は、藤原さんがスポットライトに照らされ、1人で弾き語りをしているという画に弱い。好き。


そして「ブラザーズ」から「FIRE GROUND」という流れでは、会場全体が大きく盛り上がっていた。胸熱。

「ブラザーズ」では、楢崎さんがベースをサックスに持ち替え登場。代わりにレフティーさんがベースを演奏。そしてステージ前方でドラムの松浦さんを除くメンバー全員が右に左に大行進。かっこいいし、かわいいし、楽しいし、感情が大渋滞である。

続く「FIRE GROUND」ではステージ上手側のレフティーさん、ぬましょうさんが定位置で動いて会場をリード。その姿につられるように手を大きく突き上げた。


その他、ライブの定番曲や最新曲もすべて魅力的で、届けられるグッドミュージックが本当に素敵。



MCは変わらず、ほっこりまったり。
そしてゆるふわ松浦さんを甘やかす名古屋の民。

名古屋でオフがあり、髭男メンバー揃って東山動植物園等へ向かったことを楽しそうに話す一幕もあれば、楢崎さんがライブに来ているファンの顔をよく憶えられる話があり、終盤にはセンター試験を終えて駆けつけたというファンの高校生をメンバー、会場全体で応援する場面もあった。

あまりの仲の良さに藤原さんが紹介で名前を間違えてしまった、レフティーさんとぬましょうさんは、アンコール時にエア二人三脚で登場。(かわいいがすぎる)

私が内心 (イケオジ……!)と思ったアンディさんはカナダ出身で、藤原さんが「Tell Me Baby」の一節の発音を教わったという、なんともあたたかい(?)エピソードもあった。

あと演奏中に次々と日頃は目にしない楽器を手にするぬましょうさんは、まるでド○○もんのようだった。私が行った公演の後にTwitterで楽器を紹介をなさっていたので、気になる方はそちらをご覧ください。

レフティーさんは、ニコ動で知り、ゆきりんソロライブで何度も拝見していたので、安・定・感 。

(Tocchiさん、Atsukiさんは、前の方が高身長で死角でした。残念。そのぶんと言ってはなんですが、しっかり音は届いてました。)




この数年で躍進を続けているOfficial髭男dismが ” ピアノポップバンド ” で在り続ける理由。
それについて藤原さんがすこしだけお話ししていましたが、ひとつひとつの楽曲、ライブでのパフォーマンス、幸福感で満たされた会場、笑顔で帰路につくファン。ライブを行う度に大きくなっていく規模が今現在の答えのようなものなのだと思います。

音楽にのって思い思いに体を動かす楽しさや、それに正解がないという自由さは、髭男のライブで学びました。

繰り返しライブへ行っても、いつも本当にあっという間の時間。充実感。
個人的には、次は7月のZepp Nagoya。19日のライブが終わった直後から既に楽しみで仕方ない。



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