それはきっと妄想

まとめるのも伝えるのも苦手な在宅の備忘録と心の叫び

2017年ライブのこと - 近藤晃央さんについて -

.

 

 

私がはじめてライブハウスというものに足を踏み入れたのは、近藤晃央さんの2nd ONEMAN TOUR~IRIE LAND~の名古屋公演だった。

終始どきどきしながら、振り幅の大きな世界観に圧倒されたのを憶えている。それが2016年6月。昨年のことだ。

そして今年は3回、彼のライブへ足を運んだ。

 

 

まずは、1月27日 ONE MAN LIVE 2017「分泌音」 @Electric Lady Land

 

MCらしいMCは殆どなく、曲や音と照明によって作られた世界は、どこか現実離れしていながら、それでいて確かな痛みが残るものだった。この感覚は言葉にし難く、足を運んでよかったと思う。

 冒頭の4曲、「hitoshe」「反射光」「エーアイ」「無表情」はライブの導入として大きな役割を果たしていた。

 

闇に光で描き、光に闇を含ませる。相反するものが渦巻く空間は非常にスリリングで、内なる感情や心臓音、呼吸音はこの空間でこそ強く、偽りのないものだと感じた。

 激しく叩きつける雨音のような間奏から続き、本編の最後を飾った「涙腺」は紛れもなくこのライブの象徴だった。

 

 

次に、3月25日 「ACOLOGIA vol.12 ~THE EACH BLUE~」 @名古屋ブルーノート

 

こちらは普段のライブとは異なり、ストリングスを迎えた豪華な編成。

会場も通常のライブハウスとは異なり、着席して食事を楽しみながら、ゆったりとライブを楽しめるというもの。

アーティストドリンクなるものがあり、今回は涙腺をイメージしたカクテルがアルコール入りとノンアルコールの2種。(本人はあまり味に納得していないようだったが、私は美味しかった。)

 

上質な大人の空間といったかんじで、会場の雰囲気に緊張したけれど、贅沢な時間だった。

 

ストリングスによって、曲がやわらかな印象になったり、壮大な印象になったりと、とてもおもしろかった。「かな」をこのライブで聴けたのも嬉しかった。

 

また名古屋ブルーノートでライブがあればいいなと心から思っている。

 

 

そして、9月24日 5th Anniversary Live「KAIKAKI」 @Zepp DiverCity Tokyo

 

こちらは全席指定、一夜限りのデビュー5周年記念ライブ。

(行動範囲が主に愛知県内である私にとっては、思い切った遠征と言っても過言ではないのだけど、それを可能にしたのは、発表が半年前のブルーノートだったことにある。)

 

曲や歌以外で、彼のライブの魅力である照明や間奏をはじめとした演出はこのライブでも健在だった。

後に更新されたブログで、舞台裏は慌ただしかった旨が記されているが、私が気付いたのは歌詞間違い1ヶ所だけ。受け取る側としては、非常に熱量の多いライブだったように思う。

 

「存在照明」では、おりてきた電球に彼が手を伸ばすと光が灯り、「フルール」ではたくさんの淡い色の花びらが舞い落ちた。(要所要所でぐっとくる。)

 

今回はメインステージ以外に、客席の中にセンターステージが設けられ、360度観客に囲まれて歌う場面もあった。

私の座席は2つのステージの間にあり、センターステージでは後ろ姿を見ることになったのだが、これがまた新鮮だった。特に「ベッドインフレームアウト」という官能小説のような表現が含まれる曲では、その後ろ姿に言葉にし難い艶っぽさと熱があった。

 

このライブで取り入れられたフラッグは、その配色もあってライブをより華やかに彩っていた。(が、私の場合、扱い慣れるにはすこし練習が要る。)

 

私が彼のライブの中で最も好きな「ビビリーバー」から「テテ」の流れは、観客のボルテージが最高潮だと感じた。

声を出したり、拳を突き上げたり、タオルを回したり、キーボードの洋ちゃんがしっかりリードしてくれる安心感もばっちり。

 

MCはいつもどおり熱く、それでいてほっこり。お決まりであるアンコール後の全グッズ紹介では、先行物販で売り切れたものがサンプルとして登場していることに対し「ここにあるじゃん!」なんて一幕も。

 

全体を通して、5周年という時間や熱をしっかりと感じることができ、満足度の高いライブだった。

 

 

思い出しながらざっくりまとめて書いたから、記憶が曖昧なところもあるし、5周年記念ライブのMCは書き出したいことが山ほどあるけど割愛。ぜひ彼のライブで楽しんでほしい。

 

2018年は制作の年になるそうなので、またの機会を楽しみに待つつもり。

 

近藤晃央というシンガーソングライターとしての活動が続く限り、ずっと応援していきたいと思う。

 

 

 

xx